[花の名前]クレマチス・アンスンエンシス
[身長]180cm[属性]両刀
[住んでいる地区]ジーマ地区
[容姿]
目元まで伸ばされた髪はセンターに分けられており、襟足は少し短く外に跳ねさせたような髪型。髪色は雪のように白く、瞳は透き通るような白銀色。表情は余り変わることがなく、冷たい印象を抱かせる雰囲気を持つ。服装は白のワイシャツに、白のスキニー、白の革靴といった全身シンプルかつ白色の物を好み身に纏う。寒さを凌ぐために上から白のファーで覆われたコートを着用。コートの両側の襟元には氷の結晶の形をしたブローチを付け、銀色のチェーンでブローチ同士を繋げコートがズレないようにしている。コートの裾の部分には刺繍で植物の蔓が縫われている。また、腰には護身用の拳銃を常に身に纏う。
[性格]
のんびりとした性格で、普段は何かとぼー、としていることが多い。また、表情が変わらないことや単調な物言いに冷酷と思われがちである。しかし、実は何も考えていないだけ。だが、仕事となれば話は別。仕事とプライベートははっきりと分ける主義であり仕事中となれば気を緩めないようにしている。
[備考]
ジーマ地区の五冠花に就任。普段自身の地区から出る事が少ないことから五冠花の中でも謎の存在とされている。しかし、仕事はしっかりと全うする主義の為、呼ばれればその場へ駆け付け仕事を淡々とこなす姿が見られる。五冠花の仕事以外で地区に居る間は、ジーマ地区に建てられた書物保管庫の管理をしており、古くからの歴史等が多く集められている為持ち出されないよう図書館司書として見張りを行っている。
五冠花として就任するが、仕事以外で仲の良い花を見つけると背後や横等近くに静かに行くことがある。仕事中関係なく好きな花や仲の良い花に構ってもらえると嬉しくなり表情が緩みかける、しかし、五冠花の威厳を保つ為に表情に出さないように気をつけている。また、好きな花の前では一人称が「僕」から「クレマ」に変わり、二人きりになると甘えたくなるようだ。
[与えられた能力]
─ 癒しの力 ─
全ての花の傷を癒す能力。元々、花の見た目が鈴鐘状になっていることから別名「ウィンターベル」とも呼ばれており、その名から来るのか花の声は鈴のような声を持っていた。五冠花になる前はその歌声で動物達の心を癒していたのが糧となり、五冠花として就任してからはその歌声に「癒しの能力」を大樹から授かる。歌声には花が負った怪我や精神的な苦痛を癒す効果がある。どのような怪我でも治す事ができるが、代償として怪我が重症であればある程声が枯れてしまい、声が出るまでの回復期間が必要となる。また、使い過ぎてしまうことで声を失う可能性もあり、歌声を聞かせる対象を絞ることが出来ない事から迂闊に使用しないよう注意している。
[SV]
「初めまして、名前は長いからどうぞ僕の事はクレマチスと覚えてください。呼び方はお好きにお任せします。」
「こんな寒い場所に来られてどうしたんですか。花が枯れてしまわぬ内にお帰りになってはいかがでしょう。」
「......もう、お話は終わりましたか?では、今度は僕に構っていただけないでしょうか...。」
「 クレマはいつでも君の傍に居ますよ、だから傍を離れないでくださいね。」