【花の名前】オリーブ
【身長】165cm【属性】リバ
【住んでいる地区】フラワー地区
(大樹のそばに自宅を持つ)
【容姿】
滑らかで少し跳ねた、深く輝く金の髪。髪と混ざってオリーブの葉が散りばめられるように生えており、時々花や実が成る様子も見られる。見た目は15、6歳程度で、あどけなさの残る青年らしい爽やかな声質。うなじが隠れる程度に伸ばした襟足を三つ編みにして一本にまとめている。とろんと垂れた眼差しに宿るあたたかな金の瞳からは、彼の穏やかな性格が読み取れるだろう。薄汚れた白のツナギ、くるぶし丈の靴下の上からおんぼろの作業靴を履いた姿が普段の作業着。私服も白系統のものが多い。
【性格】
心優しく温厚な性格。感情表現がやや苦手な一面が見られるものの、人当たり…ならぬ花当たりは非常に柔らか。誰にでも丁寧な口調で話をする。一人称は「おれ」。
【備考】
大樹の幹の上、500年前の天災を経て造られた“平和の鐘台”の鐘つき。他にも各地区の施設整備や雑用なども行なっており、日照前に大樹に登って時報の鐘を鳴らし、日中は大樹と鐘の手入れに加え、島の清掃や塀の塗り替えなどの雑務をこなし、日没とともに鐘塔に戻って鐘を鳴らす、といった生活をほとんど休みなく行なっている、いわゆる「便利屋」。職務は慈善活動としての側面が強く、生計の殆どは花々のお気持ちで成り立てている。休みの日は同居する“兄”が代理で業務を行うのだが、いかんせん怠け癖のある愚兄であるために、ほとんど大樹の上で寝てばかり。町の花もあまり姿を見たことはないようだが、代わりに翌日になれば仕事量が割り増しになってぷりぷりするオリーブを目にすることだろう。
【花言葉】
平和、知恵、安らぎ、勝利。幸せを呼ぶ木として知られ、油や薬の原料となるハーブとしても有名。
【職業:鐘つきについて】
決まった時刻、または決まった事柄が起こった際に、大樹の鐘台を鳴らして島中に伝える仕事。日が登るとともに朝を知らせる鐘を、日が沈むと夜の訪れを知らせる鐘をそれぞれ鳴らす。基本的な業務内容は時報だが、鐘台の鐘つきは代々五冠花の補佐としての役目も果たしており、新たな花の誕生や逝去、その他緊急事態をいち早く島の五冠花たちに伝える役割も持つ。オリーブ自身も五冠花たちとは面識がある様子。鐘台の上にはいつもオリーブの相棒の白鳩たちがいるため、彼の不在中に何か要件がある時は彼らに伝書してもらうとよい。
【SV】
「オリーブです。フラワー地区は初めてですか?どうか楽しんでいってくださいね。」
「大樹はいつでもおれたちを見守っています。…だから、きっと大丈夫ですよ」
「ちょっと兄さん?大樹に洗濯物を干さないでっていつも言ってるでしょ!青臭いのが枝に移ったらどうしてくれるんですか、もう…!」